■ JR西日本 網干総合車両所明石品質管理センター 207系

[ 編成表 ]
 ○ 4両編成 ・・・ [Z・H・T編成]
 ○ 3両編成 ・・・ [S編成]
 ○ 7両編成 ・・・ [F編成]
 ※ 全編成、塗装更新は終了しています。

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 JR西日本の網干総合車両所(明石品質管理センター)に配置されている207系のページです。
207系はそれまでの103系などの旧国鉄の通勤型車両を置き換える形で1992年に登場しました。207系はJR西日本
の普通列車用の車両では初めてVVVFインバータ制御装置を搭載した形式で、10年以上に渡って量産が続けられました。
(製造期間は基本番台量産先行車の1992年から2000番台最終編成の2003年8月まで。)

 207系の主な活躍の場は、JR神戸線・JR京都線・JR宝塚線・学研都市線・JR東西線で、JR東西線を走れる車
両は今のところこの207系しかいません。ほとんどの区間で4連+3連の7両編成で運用され、学研都市線の京田辺以東
の区間では3両を切り離して4両編成で運転されています。量産先行の車両は7両固定編成(F1編成)となっており、現在で
はJR神戸・京都線を中心に321系と同じ運用に、またJR東西線・学研都市線でも7両で運用できる範囲(京田辺以西)
に投入されています。運転台が改修されていたとは、最近知りました。(編成表はこのページ下部に移動しました。)
 4連は800番台、3連は600番台の運用番号を掲げています。

 JR東西線へ入線する際は、モーター車のパンタグラフは車両の前後2基とも上げて運行されます。これは、東西線内は
トンネル断面を小さくするために、架線を一般的な銅線の架線ではなく、反発力のない固定された板状のものを架線として
使用しているため、パンタグラフが離線することに対応するため、2基あげるという対策が採られています。
これによって、クモハ207の1000・2000番台車は先頭車運転台上にもパンタグラフが設置され、更に東西線区間(尼崎〜
京橋間)ではそのパンタグラフが上げられるので、JR車両では珍しい通称「前パン」という格好になっています。

 2000番台車両は新製時から車両間に転落防止幌が設置されていますが、現在、それ以前の番台車両についても追加設置が
始まっています。

 なお、新型車両の321系の登場に伴って、321系と同様のカラーパターンに変更されました。
 ※ 全編成、塗装更新は終了しています。
 (下の画像は旧塗装時代のものです。)


■ 207系F編成(7連) ×1編成
編成 ク ハ
207
モ ハ
207
モ ハ
206
サ ハ
207
サ ハ
207
モ ハ
207
ク ハ
206
製造/年
← 京都・松井山手 新三田・加古川 →
F1 1 1 1 1 2 2 1 川重/近車 1991
※ 5号車(東方から3両目)は女性専用車。[平日:初発〜9時・17時〜21時]
○ この207系[F1]編成は、JR西日本の207系の量産先行車で構成された編成で、7両固定編成で1編成だけが活躍中。
□ 製造は東方4両(クハ207〜サハ207-1)が川崎重工、西方3両(サハ207-2〜クハ206)が近畿車輌。インバータは三菱電機製。






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